シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダーPC版のクラッシュ防止策
美人考古学者「ララ・クロフト」でお馴染みのトゥームレイダーシリーズのリブート第3作の完結編がこのシャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー。ハードはPC、PS4、Xbox Oneの3つで対応してて、私のプレイ環境はPC版(steam)です。
リブート第1作目のトゥームレイダーから始まりライズ・オブ・ザ・トゥームレイダー、そしてその続編がこれ。若き日のララ・クロフトの冒険を描いた3作ということで、特にリブート1作目から3作目にかけて、彼女の成長を目の当たりにしてる感も出てちょっと嬉しかったりと。
さて話をこのシャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダーに戻しますが、私のPC環境では不定期ながらクラッシュを起こします。ひどい時は20分に一回くらいで、一度起こると頻発するので、クラッシュに怯えながらプレイする羽目に。
ここまで来るともはやストーリーに集中できず、ゲームを断念せざるを得ないかというところに思い至りました。が、1作目からやり始め、完結作を途中放棄はあまりに残念なので、なんとかクラッシュ回避できないものかと調べ、行き着いたのが次の方法。
ずばりDirectXのバージョン設定を変更することで防止できます。設定方法は簡単です。
PC版を起動したら出る起動オプショ画面の「オプション」を選択し、ディスプレイタブ内の上から3番目の「Directx12」のチェックを外せば完了。これでクラッシュ防止できます。
ちなみにゲーム中のオプションからディスプレイ設定選んでもオン、オフ切り替えできますが、どのみちゲームを再起動しないと反映されないため、起動オプションで触ったほうが手間が省けます。
さて、このDirectx(ダイレクトエックス)が何者よく知らない私は軽く調べてみましたが、簡単にいうとマイクロソフトが開発したゲーム・マルチメディアAPIということで、高品質なグラフィックを高速に表示する為の物らしい。つまりグラが向上するということでして。
現行バージョンが12でひとつ前が11。世代によりナンバリングがされてます。なんしか、11よりも12の方が機能が洗練されてるということなんでしょう。(詳しくはお調べを。私の技量では細かく説明できず。)
ちなみにOSのバージョンが古ければDirectx12が使えない可能性もあり。PC環境によってどのバージョンが標準搭載、というか使われてるかはスタートボタンの検索ボックスに「dxdiag」と入力すればわかります。
で、クラッシュ防止策としてDirectx12使用をオフにしたわけですが、実際にグラフィックに差が出てるのか気になったので軽く比較したのが下の画像。
↑Directx12オフ
↑Directx12オン
今ひとつ違いがわからないので、今度は水面の画像。
↑Directx12オフ
↑Directx12オン
静止画ではあまり違いがわかりませんが、オンの方が全体的になめらかで自然な画像となります。なんというか、色ムラが少なく目になじむようになるといった感じなのですが、プレイ中そこまで気になる差が無いと感じます。
最も差を感じたのは「動作」自体で、Directx12をオフにするとクラッシュは無くなるものの、やたら画面がカクつく箇所が増えました。このソフトがDirectx12に最適化されているという事でしょうか?オン状態だとクラッシュ頻発するから、そんなわけでは無いと思いますが…。
いずれにしても、PC版で同じようにクラッシュ頻発でお悩みの方がぜひ一度お試しくださいませ。ちなみにPCスペックに対して画質高設定でカクつくなどの対応はまた別ですのでご了承をと。
2023年2月13日