40歳になったら刷り込んで覚えるという話
なんか表題だけみるとビジネス書にありそうな感じというか知識人ぶっているというか、誰かに対して啓発でもしようとしてるんじゃないかなんて思うかも知れませんが、そんなことは全くないのでご安心ください。むしろ啓発される側の私という40歳間近の試行錯誤した末に「もしやこの方法が良いのではないのか?」とふと思い実践してみましょうと動き始めただけの話です。
まあ何かといいますと、このブログを作るために参考書見たりネット検索をしながらhtmlやcssを勉強して覚えたり、PythonやJavaScriptを軽く勉強してみたり、ああ、あと中学校時代に興味がなくてめんどくさくてほぼ勉強なんてしなかった英語を覚えようとこれまた参考書をパラパラ読んでみたりと…まあこの1年これらを横恋慕しながらやってきたわけです。
で、一月ほど前まで全てが中途半端になり、htmlもなんとなくわかるけどもこのいま書いてるブログページを一人で作る程の力量はつかず、cssに至っても同じであったというわけです。その他のものも中途半端。結局この1ヶ月で必死こいて再勉強したhtmlとcssはなんとかこのページを作る力量には至ったという次第。
結果的に一番身についたのはこの1ヶ月間だったというわけです。ってことは結局一夜漬けのように短期集中で必死こいてやったほうが身につくのかとふとよぎると思いますがそれはたぶん違います。
この1年間でとっ散らかりながら勉強していた期間があったからこそ最後の1ヶ月間が活きたという実感があります。この浅くそして薄く覚えた事柄、やはりなんやかや脳裏には染み付いているもので・・・なんというかhtmlのidやclassの使い方を忘れていたりした時にあれ、これどうやるんだったっけなー?と止まってしまうのですが、そこでネットで調べて見たままで良いのでコードを書いてみると「あー、そうだった、そういやあこういうルールだったわ」なんつって脳裏から表にひょいっと出てくるんですよね。しかも脳裏で熟成されているものなのかわかりませんが「あれ、以前覚えた時はなぜこの手順で書くのか不明だったけど今はわかるわ、そういうことだったのか!」という閃きがあったりしてより確実に覚えることができるという場面が何度もありました。
きっと一夜漬けのようにドサッと一気に覚えず、1年間無理なく緩やかに勉強していた事柄は脳に刷り込まれやすかったんだろうなと。ただ、先述のように浅く薄い記憶のしかたとなっていたため、昇華するためには最後の叩き上げが必要であった。そんな感じかと。
という経験の元、この勉強法は私みたいにとことんマイペースでしか動けず、そして飽き性の人間には向いているのではないかと思い「これだ!」と立ち上がったわけです。
この流れを組んで今度は中学入学早々にして断念した英語の学習をしようと思います。方法としてはYoutubeの英語リスニング系の動画を一日10〜20分聞き、自分でも発声してみる。そして通勤時などの空いた時間に参考書を読む。このリスニングと発声はほぼ毎日、参考書は最低でも週2,3回は読むところからやってみる。本当はペンを使って英文書くこともやった方が良いでしょうが、そこまですると挫折するのでまずはこの辺りから。ほぼ毎日の短時間リスニングと発声でなんとなく脳裏に刷り込み、参考書でなんとなくでも英文のクセみたいなものをまずは刷り込む。これら2つに慣れてきたところで、次の某かの叩き上げをしてステップアップしていければ良いかなと。
「刷り込み」と「叩き上げ」。とりあえず実践してみよう。
2021年5月24日